雨がしとしと降る静かな日です。今朝、いつものように 『にっぽん縦断こころ旅』 を見ていたら
いわき市のおばあちゃん達が、蕗
を採っていました。雑草の中に混じって、まあるい葉っぱがたくさん生えている様子は
青臭い草の匂いがぷーんと漂ってくるようだったぁ

中学校生活の中で、「蕗採り」 は年に一度の大事な行事でした。
6月から7月、中体連の忙しい合間を縫って
その日は全校生徒がクラスごとにグループを作り、朝から学区の中の山の方へと
自転車で出かけます。お弁当と飲み物をバッグに入れて、長袖の体操着・帽子・軍手・首にはタオル。
中学校から4、5kmほどの距離を走って、坂を上り下り山の奥の方へ。
私の家は、学区の中で最も西の、阿武隈川の東岸に広がる比較的平坦な場所にあったので
阿武隈高地の奥へと向かって行くにつれて変わっていく景色が新鮮でした

くねくねと坂を上り下り、ずいぶん高い所まで来てふと見ると
すり鉢のような急勾配の土手の下に家がぽつんと建っているような集落があり
その中の一軒がクラスメイトの家だったりします。
「こんな遠くから通ってきているのかぁ・・・
」もうそれだけで、その子を尊敬してしまうような気持ちになったものです。
お目当ての場所へ着いた頃にはもうすでにぐったり

でものんびりもしてられないので、班長の号令のもと蕗を探し始めます。
「蕗採り」は、一人2kg×2把のノルマが課せられており
なおかつ 「たて蕗」 を採らないことが決まりになっています。
「たて蕗」 とは、栽培している蕗のこと。
この経験で初めて覚えた言葉だけど、作ることを 「たてる」 と言うんですわー。
たて蕗なのか、自生してる蕗か判断がつかないときも多々。
そんな時は、その辺をほっかむりしてウロウロしているじいちゃん・ばあちゃんか
地元の友達に確認します。
『
それは “たでぶぎ” だがら、とんねで。』 (それは作ってる蕗だから採らないで)『わがったー
』でもね、自然に生えてる蕗は茎が細かったり、短かったり
4kg分採るのもひと苦労なんですよねぇ。。。

それでもこの時期、中学校の恒例の行事だということもあってか
地元のおじちゃん・おばちゃんが
いろいろ親切に地域の中学生たちの面倒を見てくれました。
友達の家の広い庭でお弁当を食べ
生まれてちょっとの仔ウサギ
を見せてもらったりして、適当に息抜きしつつ手を真っ黒にしながら、せっせと蕗を鎌で切り採り
葉っぱを千切りとった茎の部分を秤で計って
2kgずつビニール紐で束ねて、いっちょ上がりです。
それを学校の集荷場へ持って行って、先生の点検と無事の確認を受けて終了〜♪♪
みんなすっかり日に焼けて、疲れにのぼせてほっぺが真っ赤な田舎っぺちゃんに
なっていたなぁ

なぜこんな行事があったのかというと
その蕗を売って、生徒会の大切な運営資金にしていたのですよねぇ。
ちょっと、ちょっと、何時代の話ぃ??とか言わないでくださいね 
もう今ではとっくにそんな行事は無くなっています。
現在2年生の姪っ子に話したら
「は? なにそれっ??
」 って妙な顔をされてしまいました。だけど私にとっては自慢の、「蕗」 にまつわる懐かしい楽しい思い出です











換気扇の運転時間を短縮する方法は、ちゃんとあるのじゃ♪
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競馬には 『無事是名馬』 という言葉がありますが




カタツムリがくっついていました。



